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2014年08月18日

公務員関連NEWS 増える「窓口業務の民間委託」

こんにちは。東京アカデミー東京校・お茶の水校の福田です。

西日本の大雨は大変なことになっていますね。自然災害は増加傾向のようで、地球、国家、自治体の各レベルで温暖化対策・防災対策がますます重要な課題になりますね。公務員を目指す方ならば気になるところです。


さて、7月上旬の朝日新聞で「戸籍窓口、民間にお任せ?東京都・足立区、住民に賛否」という記事を見かけました。

記事によると、足立区は「民間への業務委託の先進区」で、学校給食など現業の委託は「ほぼやり尽くし」、次に手がけたのが戸籍・介護保険などの「専門定型業務」だそうです。

今、ゴミ収集はほとんど民間委託ですよね。

足立区の戸籍事務の民間委託は1月にスタートしましたが、届出を受け付ける際の「受理」ボタンのクリックは「公権力の行使」に該当し、民間スタッフにクリックさせてはならないと東京法務局から指摘を受けたそうです(現在は区職員が「受理」ボタンをクリックするよう変更)。

また、区職員が民間スタッフに直接指揮命令を行うと「偽装請負」にあたる可能性があることも同時に指摘されたそうです。

民間スタッフの存在について、足立区の住民の方々からは「親切で対応がいい」「情報漏れがあったら誰が責任を取るのか」など賛否の意見が届いているようです。後者については、対策を講じていることと思いますが・・・。

試しに「役所 窓口 民間 委託」でグーグル検索してみると、検索結果の1〜2ページ目だけで、羽咋市(はくいし/石川県)、東根市(山形県)、日高市(埼玉県)、浜松市・焼津市・牧之原市(静岡県)、津市(三重県)、大阪市、神戸市・加西市(兵庫県)、名護市(沖縄県)などが既に民間委託を実施していることが分かりました。

企業・NPOなどへの民間委託の主な目的は、コスト・人員(正職員)の削減、あるいは専門性の高い分野への正職員の配置増、住民サービス(応対マナー含む)の向上にあるようです。

接遇は民間だけに頼らず、正職員の方にもきちんとしていただきたいですけどあせあせ(飛び散る汗)

それはともかく、定型業務を中心に、公務員の仕事の外部委託は進んでいきそうです

となると、「公務員として、公務員にしかできない仕事で成果を積み上げられる人材」しか生き残れない、そういう可能性のある人しか採用されないという傾向になっていくのではないでしょうか。

採用試験の面接でも「窓口で住民の方と直に触れ合いたい」といったことはあまり言えなくなりそうです(笑)。もともとそんな志望理由ではダメですが・・・。

SPI、SCOA、エントリーシートなど民間企業タイプの試験の導入、人物試験(論文・面接・討論・グループワーク・プレゼンテーション等)の重視にも拍車がかかると思いますが、常識や学力および学習能力の有無の確認のために、従来の筆記試験(教養試験・専門試験)も大事にすべき・・・というのが、私の個人的意見です。

【参考】
足立区ウェブサイト:戸籍事務等の民間委託による窓口業務の現状について


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posted by 東京アカデミー東京校 at 11:56| 東京 🌁| 公務員試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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