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2014年07月07日

教育NEWS:性同一性障害を学校に相談606名(文科省調査)

こんにちは。東京アカデミー東京校・お茶の水校の福田です


心と体の性が一致しない性同一性障害とみられる児童生徒は全国の小・中・高校で少なくとも606名、そのうち学校から特別な配慮を受けているのは約6割の377名。

文部科学省が初めて実施した「性同一性障害」に関する調査を6月13日付で公表し、6月14日に各種メディアで取り上げられました。

学校における性同一性障害に係る対応に関する状況調査について(文部科学省)


調査は昨年4〜12月に各都道府県教委を通じて、全ての国公私立の小・中学校、高校、中等教育学校、特別支援学校を対象に実施されました。在籍する児童・生徒は約1,370万人ですから、606名というのは割合としてはごく僅かですが、「児童生徒が望まない場合は回答を求めない」としており、この数字はあくまで学校が把握した数に過ぎません。

606名のうち、戸籍上は男性ながら「女性」を自認する児童生徒は237人名(約4割)。戸籍上は女性ながら「男性」を自認するのは366名(約6割)。戸籍上の性別については無回答の児童生徒が3名。

学校種別では小学校93名、中学校110名、高校403名となっています。


学校による特別な配慮の項目〔複数選択・下記( )内は報告された実際の配慮事例〕では、

トイレ(職員トイレ・多目的トイレの利用を認める)41.4%
更衣室(保健室・多目的トイレでの着替えを認める)35.3%
制服(自認する性別の制服や体操着での登校を認める)31.3%

が多くなっていますが、「自認する性に合った通称名の使用を認める」といった配慮事例もあるそうです。


また、606名のうち、医療機関を受診したのは257名で、そのうち性同一性障害と診断されたのは165名。周囲に対して「秘匿している」「(親しい友人など)ごく一部を除いて秘匿している」のは348名ということで、難しい問題が横たわっていると感じます。不登校や自傷行為に至った事例もあるようです。


今回の調査は、現状把握のために行われたものであり、文科省は性同一性障害に関する知識や対応例をまとめた教職員向けの指導資料を作成し、性同一性障害の児童生徒への対応の充実を目指す予定です。

なお、「性同一性障害」は今後「性別違和」という名称が公式使用される可能性があります。詳しくは下記の記事をご参照ください。
6月2日:東京校ブログ 看護医療NEWS 精神疾患の新病名


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posted by 東京アカデミー東京校 at 11:00| 東京 ☀| 教員採用試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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