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2014年06月30日

教育NEWS 大阪市教委 問題児童・生徒を「特別教室」で指導へ

こんにちは。東京アカデミー東京校・お茶の水校の福田です

空しいW杯でした・・・。でも、長友選手の涙や長谷部選手がブログで語っていたザッケローニ監督への言葉には感動しました。

1勝もできずに敗退ですから批判されるのは仕方がありませんが、選手たちは必死に戦っていたとは思います。


さて、6月10日に各マスコミで報道されましたが、大阪市は悪質な問題行動を繰り返す児童・生徒に対して、出席停止の措置を取って在籍校からいったん隔離し、別の場所に集めて指導する特別教室=「個別指導教室(仮称)」を設置する方針を固めました。

橋下徹市長は「(問題行動によって)まじめにやろうとする生徒らが馬鹿を見ることはあってはならない」、大森不二雄・大阪市教育委員長(首都大学東京教授)は「深刻な問題行動を起こす子どもにはしっかりとした指導とケアが必要。(一部の問題行動によって他の子どもの)学習する権利が十分に守られていない。きちんとケアしたい」と述べています。

大阪市は昨年9月に児童・生徒の問題行動のレベルを5段階に分類しましたが、レベル4および5が特別教室での指導の対象になります。

各レベルの問題行動の例と学校・教委の対応をまとめると・・・。

位置情報レベル1
無断欠席・遅刻、教師への反抗的言動、服装・頭髪違反など。
→ 担任教師が中心となって指導。

位置情報レベル2
暴言、賭け事、授業妨害、器物破損行為、レベル1に対する指導に従」わないなど。
→ 担任教師に加え、生活指導担当教員や管理職も指導。

位置情報レベル3
暴力、暴言、脅迫、強要行為、無免許運転、喫煙、著しい授業妨害、レベル2に対する指導に従わないなど。
→ 保護者への働きを強め、学校と家庭両方での指導を強化。必要に応じて警察や「こども相談センター」と連携。教師の指導に従わない態度が続けば特別教室での指導に切り替える場合もある。

位置情報レベル4
激しい暴力、恐喝行為、危険物の所持、窃盗行為、レベル3に対する指導に従わないなど。
→ 教委が対応の主体となり、警察や「こども相談センター」と連携。出席停止の措置を取り、短期間「特別教室」へ。

位置情報レベル5
極めて激しい暴力、凶器の所持、強盗行為、レベル4に対する指導に従わないなど。
→ 警察やこども相談センターに対応を委ねる。出席停止の措置を取り、中・長期間「特別教室」へ。

となります。

学校教育法第35条1項(教員採用試験頻出!)には、

市町村の教育委員会は、次に掲げる行為の一又は二以上を繰り返し行う等性行不良であつて他の児童の教育に妨げがあると認める児童があるときは、その保護者に対して、児童の出席停止を命ずることができる。
一 他の児童に傷害、心身の苦痛又は財産上の損失を与える行為
二 職員に傷害又は心身の苦痛を与える行為
三 施設又は設備を損壊する行為
四 授業その他の教育活動の実施を妨げる行為

と定められ、出席停止の措置を認めています。

しかし、一時的な出席停止だけでは根本的な解決に繋がらないこともあり、文科省が昨年12月に公表した平成24年度の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」(教員採用試験頻出!)でも、出席停止の件数は小・中学校あわせて僅か27件(小0・中27)。その前年度は18件で、それ以前は40〜60件で推移しています(平成9年度以降で最多は平成11年度の84件)。

大阪市の決断は物議を呼びそうですが、現場の教師からは歓迎の声もあるようです。

特別教室には、問題行動への対応経験が豊富な教員や、心理学など専門的知識を有した教員を配置。ルールの大切さを理解させ、他者を思いやる態度を育てることに重点を置き、必要があれば児童・生徒1人を複数の教員で指導するような手厚い体制を取ることも検討しているそうです。

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posted by 東京アカデミー東京校 at 11:00| 東京 ☁| 教員採用試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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