
日本テレビ系列で始まった竹内結子さん主演のドラマ『ダンダリン』をご覧になった方はいますか?
国家専門職の労働基準監督官が主人公です。漫画が原作らしいですね。
日本テレビ『ダンダリン』公式サイト
http://www.ntv.co.jp/dandarin/
ドラマ・映画・漫画で取り上げられる公務員というと、警察官(刑事もの)、国税専門官(『マルサの女』 『チェイス〜国税査察官〜』 『ナサケの女〜国税局査察官』〜)、海上保安庁(『海猿』シリーズ)、消防官(『め組の大吾』)などが多いように思うのですが、労働基準監督官は珍しいですね。
まあ、初回を観た印象は、正直・・・いまひとつかなと・・・


さて、前回(9月30日)の続きです。
3)専門試験(大卒行政)の時事対策
専門試験において、時事問題が出題される科目には、「国際関係」、「社会政策」、「社会事情」、「経済政策」、「経済事情」などがあります。採用試験によって、どの科目が出題されるか、何問出題されるかは異なります。その点については、東京アカデミーの公式サイト内の『公務員(大卒)試験案内』や、パンフレット(講座募集要項)と共にお届けする当社の『公務員試験ガイドブック』をご覧ください。
「国際関係」では、国連・EUなどの『国際機構』や世界の『安全保障』に関する問題、国際金融と貿易問題などを扱う『国際経済』などが出題されます。
「社会政策」では、わが国の『労働問題(労働経済を含む)』や社会保険(年金・医療保険)など『社会保障』に関する問題が出題されます。
「社会事情」は、教養試験で出題科目となる場合もありますが、出題内容に大きな違いはなく、いずれの場合でも、政治・経済・社会各分野で話題となった事柄が出題されます。なお、国税専門官採用試験・専門試験の「社会事情」の出題は、社会分野が中心で、「社会政策」の内容が含まれることもあります。
「経済政策」とは財政政策・金融政策・産業政策などについて、経済原論の学習内容を具体的事例に当てはめたものであり、いわば「経済原論の応用問題」です。「経済事情」ともども、試験前年の話題に関連した出題が多く、最新版(※)の『経済財政白書』(内閣府)、『通商白書』(経済産業省)、『世界経済の潮流』(内閣府政策統括室)、『労働経済白書』(厚生労働省)などの白書は、要チェックです。
※前年度版を意味します。来年試験対策なら平成25年度/2013年度版。
いずれにせよ、いきなり基本書やテキストを読むより、日頃から新聞などで時事に触れておくと学習がスムーズです。ただ、来年の大卒程度公務員試験を受験する方は、今からそれでは間に合いません。したがって、東京アカデミーの2014年度試験対策講座でも、これからの講義では時事対策の要素が増えていきます。
4)公務員試験時事≒白書
白書(white paper)とは、政府の各省庁が所管する行政活動の現状や対策・展望などを国民に知らせるための年次報告書です。「白書」という名前は、英国政府の年次報告書が白表紙であったことに由来します。
【3】で取り上げたもの以外にも、『厚生労働白書』(厚生労働省)、『外交青書』(外務省)なども見ておきたいところです。ただ、『白書』は試験問題のネタ本のひとつですが、非常にボリュームもあるので、自分で購入して勉強するには高額かつ非効率的な点が悩みの種です。
ということで、東京アカデミー東京校では、主要な白書の最新版を受講生閲覧図書コーナーに設置しております。また、講義では本試験で狙われそうなところを、政府統計を含めて指南いたします。
さらに


なお、全ての白書は、首相官邸サイトの「白書等(年次報告書)」ページ、内閣府サイトの「白書、年次報告書等」ページで、一括して閲覧できます。
・・・長くなりましたので、人物試験の時事対策などは次回に〔10月14日(月)予定〕。

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