shiryoseikyu_over.jpg
資料請求はこちらからどうぞ!

2013年09月11日

教員採用時事:東京都4・4・4制の小中高一貫校を設置へ

こんにちは。

東京アカデミー東京校の福田ですわーい(嬉しい顔)

東京都教育委員会は、ここ数年秋に実施していた「公立学校教員採用候補者選考(第2回)<※小学校のみ>」を今年は行わないと9月9日に発表しました。期待していた方はがっかりでしょうけど、今年は東京都の競争率が上昇しているので、優秀な候補者を十分獲得できるという判断なのでしょうね(ということで、東京アカデミーで実施した直前対策講座も開講致しません)。

ところで、東京アカデミー立川校のブログで8月15日の記事8月18日の記事、2回に渡って紹介された朝日新書の『教師の資質〜できる教師とダメ教師は何が違うのか?』を僕も読んでみました。

教師を取り巻く現代的状況、それを乗り越え、本当に良い学校教育を作り出すだめの提言。教師を目指す方はもちろん、保護者や現場で悩んでいる教師の方々にも読んでいただきたい良本だと思います。


さて、東京都教育委員会は8月22日に「都立小中高一貫教育校基本構想検討委員会中間まとめ」を公表し、2017年度をめどに都立の小中高一貫校を開校する方針を示しました。実現すれば公立としては日本初となります。

また、設置にあたっては、現行の「6・3・3制」ではなく「4・4・4制」(基礎期・拡充期・発展期を各4年)とし、世界に通用する理数系の人材育成を目指すそうです。

そのため、小学校入学時に適性検査を実施して、理数系科目への興味・関心や適性を判断するそうですが、未就学児童の理数系の適性をどのように見極めるかは検討課題とのことです。また、具体的なカリキュラム編成はまだ分かりませんが、発展期では理数系科目を中心に高校の履修内容を先取りして修了するようです。

私立の中高一貫校では高2の段階で高3の履修内容を終えて、最後の1年は大学受験に備えるところもありますが、そんな感じになるのでしょうか。

学校の規模は、1学年2クラス(1クラス40名・合計80名)程度の予定で、校舎は基礎期の4年間が都立芸術高等学校跡地(目黒区)、その後は現在の都立武蔵高等学校・同校附属中学校(武蔵野市)となるようです。

また、12年間ずっと同じ限られた顔ぶれで過ごすとなると人間関係が広がらず、社会性が乏しくなるなどの弊害も予想されるため、途中で児童・生徒の追加募集も行うようです。他の学校の「6・3・3制」に対して、途中入学をいつの時期に設定するかは今後検討されます。

ちなみに、義務教育期間は現在のところ通常の学校と同様、学校教育法に基づき9年間です。つまり、基礎期の4年⇒拡充期の4年⇒発展期の1年で中学校卒業です。この後、別の高校に転校したい・・・ということになった場合の対応も難しそうですね。

「都立小中高一貫教育校基本構想検討委員会中間まとめ」について(東京都教育委員会)


4・4・4制の利点と課題について、兵庫県立大学環境人間学部准教授の竹内和雄先生がYahoo!ニュースの個人ページで詳しく解説しておられるので、興味のある方は下記のリンクをご参照ください。

東京都4・4・4制小中高一貫校について考えた 1(教育現場からの視点)
東京都4・4・4制小中高一貫校について考えた 2(課題と問題点)


posted by 東京アカデミー東京校 at 13:00| 東京 ☀| 教員採用試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。