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2013年09月02日

教員採用時事:食物アレルギー研修を全教員対象に(文科省)

こんばんは。

東京アカデミー東京校の福田ですわーい(嬉しい顔)。9月に入っても暑いですね。まだまだ毎日ビールビールが欠かせません。


さて、昨年12月、東京都調布市で小学5年生の女子児童が学校給食を食べた後、アレルギーによるにアナフィラキシーショックで死亡した事故を覚えておられるでしょうか。

女児には元々乳製品に対するアレルギーがあったのですが、担任教諭が食べられない食材の一覧表を確認せずにチーズ入りのチヂミを渡してしまったこと、女児がショック状態に陥った際に症状を和らげる注射薬「エピペン」の使用が遅れたことが原因でした。

あの事故以来、全国各地で教員や学校関係者を対象にした研修が行われたり、対応マニュアルが作成されたりしています。

先月26日にも、埼玉県で県内の公立小中高校と特別支援学校の教職員800人を対象に、東京都立小児総合医療センターの医師による研修会が開かれました。

また、事故のあった東京都調布市でも、小中学校の教職員が緊急時の対処法を学ぶための実技研修が先月29日に行われました。

そして、朝日新聞によると、管理職・一般教員・栄養教諭・養護教諭など職種に応じて、全国の全ての教員に研修を行うことを文部科学省が検討しているようです。

研修内容は、
(1)教職員・保護者・児童生徒間の情報共有の方法
(2)給食の献立作りや配膳
(3)「エピペン」の使い方
などが要点になると報じられていました。最終的な内容は来春にまとめられる予定だそうです。

ちなみに、2007(平成19)年、文部科学省は「アレルギー疾患に関する調査研究報告書」を発表しています。

そして、この報告書の提言を踏まえて、2008(平成20)年には財団法人日本学校保健会がアレルギー症状のある児童生徒への対応を解説した「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン」と「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」を作成し、文科省が全国の学校へ配布しています。

それでも調布市で事故が起こったことを教訓に、文科省は上記の研修に加え、緊急時の対応だけを抜粋した簡易版のガイドラインを作成するなどして、再発防止に努める考えとのことです。

教員採用試験に出題されるかどうかはともかく、現場に出るにあたって、正しい知識を持っておきたいところですね。


【参考サイト】
クリック.gif「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン」について(文部科学省:平成20年6月4日)
クリック.gif新年度の学校給食における食物アレルギー等を有する児童生徒等への対応等について(文部科学省:事務連絡 平成25年3月22日)
クリック.gif学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン(学校保健ポータルサイト/公益財団法人 日本学校保健会)


posted by 東京アカデミー東京校 at 20:04| 東京 ☁| 教員採用試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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