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2012年10月21日

看護師になろう!第9回:自己推薦書・志望動機書の書き方4

 こんにちは、東京校の松井です。

 京都大学の山中教授がiPS細胞の作成によってノーベル生理学・医学賞を受賞しました。再生医療の未来は明るいですね。しかし、いかに技術が進歩しようとも、医療が人と人との関わりを通じて行われる以上、やはり大事なものは患者に寄り添う医療者の存在です。看護師を目指しているみなさんはおそらく、看護師という仕事のそのような部分に少なからず魅力を感じているのではないかと思います。実際、看護師になっても、患者に寄り添う看護師という仕事に誇りをもち続けてほしいな、とは思いつつ、今は目の前の受験に関するお話をダッシュ(走り出すさま)

 今回も引き続き書類の書き方についいてですが、小論文や面接にも通じる話ですので、「出願書類? 余裕だぜ」という人もぜひご一読をわーい(嬉しい顔)

 願書の添削をしているとよく聞かれるのが「〜ということを志望動機に書こうと思っているのですが、書いても問題ありませんか?」とか、「〜ということを書いたほうが有利になると聞いたんですが、書いた方がよいですか?」といった質問。例えば、高校を中退していることは書類に書かないほうがよいのか、前の仕事で〜という役職に就いていたのでアピールしたほうがよいのか、など。

 結論を言ってしまえば、書いてはいけないものも、書けば必ずアピールになるものも、存在しませんパンチ。前回、出願書類の目的は「相手(試験官)を納得させること」だと書きました。つまり、相手に「この人はうちの学校に本当に入りたいのだな」、「この人は看護師として立派にやっていけるだろう」と思わせられさえすれば、なにを書いてもよいわけですひらめき

 もちろん、犯罪(?)自慢をしたり、看護の考え方を真っ向から否定したりしてはいけませんが、常識の範囲内であれば(これは見定めるのが難しいかもしれませんが、それはまた別のはなし)、書いてはいけないことなどありません。

 例えば、高校を中退したことについて

「勉強が面倒くさくて辞めました」

などと書いてしまうのはよろしくありませんが、

「当時はなんの目標ももっていなかったため、勉強することに意義が見出せず、学校に通わなくなり中退してしまった。しかし、看護師になるという明確な目標をもった現在では、勉強することに重要性を感じ、また、勉強が楽しいと感じるようにもなった。事実、今年の4月から入試対策のため予備校に通っているが、授業を欠席したことは一度もない。また、いままで自分が知らなかったことを学べることに日々喜びを感じており、授業のたびに先生に質問もしている。授業は毎日あるわけではないが、授業がない日も予備校で毎日自習するよう心がけている」

と書けば、「高校は一度中退してしまっているが、心を入れ替えたようだし、うちの学校でもやっていけるだろう」と思ってもらえますし、同時に勉強に対する熱心さをアピールすることも出来ますぴかぴか(新しい)

 大事なことは「高校を中退した」という結果ではなく、「なぜそうなってしまったのか」という理由と「そこ こからどのように努力して変化したか」という現在の状況なのです手(グー)

 同じことは、小論文や面接にもいえます。面接や小論文で「人工妊娠中絶は是認されるべきか否か」と問われたとき、反対することが「正解」だと考える人がいますが、それは間違いです。ここでは、人工妊娠中絶に賛成であるか反対であるかはさほど問題ではありません。問題の焦点は、なぜ賛成(反対)なのか、反対派(賛成派)の主張する問題点をいかにして解決するのか、ということにあります。論拠がしっかりしていれば、どのような結論であってもよいわけですどんっ(衝撃)

 そもそも、人間は過ちを犯すものですし、また、社会に存在する問題群は賛成か反対かで片付けられるものばかりではありません。過ちや社会問題にその人がどう向かい合っていくのか(あるいはどう向かい合わないのか)という部分にこそ、その人の考え方や生き方、資質が見えてくるものです。

 書く内容を決める際には、結論だけをみるのではなく、そこに至った理由やそれをいかにして乗り越えたのかというところに着目しましょう。結論そのものも確かに重要ですが、前後の文脈によって、同じ結論であっても、まったく違った印象を与えるものです。

 長くなってしまったので、この辺りで書類のお話はいったん終わりにします。一般入試まであと3カ月ほどとなりました。みなさん、くれぐれも体調に気を付けてくださいね晴れ


posted by 東京アカデミー東京校 at 09:04| 看護学校・医療系学校受験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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