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2019年10月05日

「来年の教員採用試験を受けられる方へE 教育原理⑴」

皆さんこんにちは

東京校教採対策チューターの後藤です。
皆さんは最近、いかがお過ごしでしょうか。太陽は南に行ってしまったはずなのに厳しい残暑が続いていますね…

私は最近、教職大学院の研修として都立高校に研修に行っています。私にとって学校現場は院の講義や研究授業の見学を除いては教育実習ぶりなので、久々の感覚で毎日とても勉強になります。机上における勉強だけではなく、実践や場を味わう大切さを感じています。
また、都民の日には都地研の巡検でJAXA相模原に行き、宇宙教育について学んできました!色々なお話をお聞きすることができてとても新鮮な学びとなりました🚀
あと、私の趣味はアニメ鑑賞なのですが、秋クールに入り、新作がたくさん放送され始めたので毎日とても楽しみに過ごしています(笑)

ー閑話休題ー

さて、前回は勉強方法についてお話させていただきました。
まずはセサミの読み込みからが大切になります。

本日は教育原理についてのお話になります。教育原理について、可能な限り着目点や重要点をお伝えできればと考えています。
教育原理の中でも様々な内容(単元)があり、特に教育課程や新学習指導要領、道徳教育や特別活動等どれも一筋縄ではいかないという印象です

教育原理では、まず「教育史」とも関連のある「教育学者」の話から始まります。ルソーの考えである「無知の知」やペスタロッチの「隠者の夕暮れ」、カントやエレン・ケイ、デューイ「民主主義と教育」など世界に影響を及ぼした方々の概要を学ぶこととなります。これは、今日我々が当たり前であると思っている教育そのものの意義や学校教育の構想の根底をなすものであり、これらの歴史があった故に現在の形があるとも言えます。少々覚えることはありますが、現在の教育にも反映されてるところを探してみたり、比較してみたりすると楽しく学べますよ👍

その次に、「教育方法」について学ぶことになります。
これは教育方法学の理論より出でております。この単元に関して注意点や勉強の仕方があります。
例えば、特に授業構成の際に人気であるのがフィリップスの考えを基に日本人塩田芳久が開発した「バズ学習(6・6討議)」が挙げられます。これは、例えばクラスに5人一組の班がある中でA〜E課題について班員一人ひとりが課題ごとに分かれ、他の班のその課題担当生徒と小集団をつくり、教員から説明を受けるなどして学びます。その後、班に戻りそれぞれの課題について班内で説明して共有しあいます。これが大まかなバズ学習の説明で、効果としては生徒が所属する班に対して説明責任を有しているため責任感をもち主体的に学習に取り組むとされています。そのため授業内で活用する方々も多いかもしれません。

一方、注意点としてはその主体性は誰からの目線なのか?という指摘がされること(文科省の元教科調査官なども述べています)もままあります。つまり、教員から見て生徒は主体的に取り組んでるように見えていて、見てくれだけがいいのではないか、確実に学習内容を教授するには教員➡生徒➡生徒という不確かな形より教員➡生徒というように直接伝えたほうが、誤りのない確実性のある教えを実現するのではないか、等々指摘もあります。これはAL(アクティブラーニング)にも同様のことが言えそうですね。

長くなりましたが、この通り、教育方法には強みと弱みがあり、それらを意識しながら学ぶと我々も<ただの暗記>というより「学び」として学校現場で生かすことに資する学習になると思います。

なお、授業構成の学問には<目標学>・<方法学>・<内容学>の三種類の学問があると言われ、それぞれが密接に関わっており、そのどれも欠けてはなりません。しかし、研究者の間ではこれら三つの間には隔たりがあると思われます…

また、セサミに記載されていない教育方法(セサミに記載があるのはハード面としての学習方法であり、生徒の関りや動きの体制に焦点を当てたものが多いです。一方、ソフト面として学習に対する活動内容)として、
英語科の「クリル」や、社会科などで使われる分析方法の「SWOT分析」・「コンセプトマップ」、国語科の「アニマシオン」、全教科で活用可能な「ピラミッドストラクチャー」、道徳の「モラルジレンマ」等、他にも「スパイダー討論」・「KP法」・「PBIS」・「演劇的手法」やここ最近、文科省・経産省・民間企業が力を入れている学習形態(方法)の「PBL学習」・「STEAM教育」も挙げられますね。また今度ご説明いたします

今回はここまでにします。次回もまた教育原理のお話になるかと思いますのでお付き合い下さい。

それではまた
posted by 東京アカデミー東京校 at 10:00| 東京 ☁| 教員採用試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする